2026年3月23日、ハローワークインターネットサービスの機能充実・UI(ユーザーインターフェイス)が改善されています。
とくにスマートフォンでの閲覧を意識したUIとなっています。
また、求人者マイページに新しく3つの機能が加わっています。
今回は、その3つの機能についてご紹介したいと思います。
事業者が押さえたい3つの機能
厚生労働省・都道府県労働局・ハローワークから、事業者向けに「求人者マイページ」の機能変更案内が出されています。
今回の案内では、実務上とくに押さえておきたい点として、次の3つが挙げられます。
- 有効中求人の更新予約機能が追加されること
- 自社の過去求人を検索できるようになること
- 事業所PR動画のURL登録に対応すること
継続して求人を出している事業所にとっては、日々の採用実務に関わる内容です。
まずは、それぞれのポイントを見ていきましょう。
1.有効中求人の更新予約機能が追加されます
今回の変更の中でも、まず注目したいのが、
有効中求人の更新予約機能です。
求人者マイページのホーム画面から「有効中求人更新予約」に進み、対象求人を選んで更新予約を申し込めるようになります。
これまでの運用に慣れていると、「これまでの延長手続とどう違うのだろう」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実務上は、今後、有効中の求人を次につなげるための手続が、より明確になると考えると整理しやすいですね。
採用活動では、求人の掲載が途切れないようにしたい場面があります。
そのため、更新のタイミングを事前に押さえやすくなるのは、事業主にとって助かる部分といえそうです。
継続採用をしている事業所ほど、この変更は日常業務に関わってきます。
募集の切れ目を防ぐという意味でも、早めに確認しておきたい機能です。
2.自社の過去求人を検索できるようになります
次に、自社の過去求人を求人者マイページ内で検索できる機能が追加されます。
ホーム画面の「求人検索」ボタンから、現在有効中または申込み中の求人だけでなく、無効になった求人や転用可能な求人なども検索できるようになります。
これは、実務的にはかなり便利な変更です。
というのも、求人票は毎回ゼロから作るよりも、過去に使った内容を見返しながら調整したほうが、作業しやすいことが多いからです。
たとえば、
「以前どのような仕事内容で出していたか」
「どの条件で応募が集まりやすかったか」
「そのまま使える表現はないか」
といった確認がしやすくなります。
求人票は作成そのものより、内容確認や表現の調整に時間がかかりがちです。
ですので、過去求人を探しやすくなることは、採用実務の効率化につながるでしょう。
定期的に同じ職種を募集する事業所には、特に使いやすい機能ではないでしょうか。
3.事業所PR動画のURL登録に対応します
3つ目は、事業所情報にPR動画のURLを登録できるようになることです。
文章だけでは伝えにくい職場の雰囲気や、実際の仕事の様子を伝えたいとき、動画は有効な手段になりやすいものです。
採用市場では、条件面だけでなく、「どんな職場なのか」が応募判断に影響することも少なくありません。
そのため、事業所PR動画を活用できるようになるのは、採用広報の幅を広げる動きとして注目できます。
もっとも、ここは少し注意が必要です。
動画URLの登録や編集は、求人者マイページから直接行うのではなく、ハローワークへの相談が必要とされています。
つまり、機能として対応する一方で、事業者がその場で自由に入力・修正できるわけではありません。
「動画を活用してみたい」と考える場合は、あらかじめ管轄のハローワークに相談しておくと安心です。
職場の魅力を伝える方法として、写真や文章だけでなく動画も視野に入る時代です。
採用に力を入れたい事業所にとっては、検討する価値のある仕組みといえそうです。
まとめ
今回の求人者マイページの機能変更では、特に次の3つの機能を押さえておきたいところです。
1.有効中求人の更新予約機能が追加されること
2.自社の過去求人を検索できるようになること
3.事業所PR動画のURL登録に対応すること
いずれも、事業所の採用実務を少し進めやすくする変更だといえます。
一方で、機能が増えるだけでなく、運用の仕方も見直しておくと、より活用しやすくなります。
継続して求人を出している事業所は、この機会に、求人の更新方法や過去求人の活用方法、そして職場PRの見せ方について整理してみてはいかがでしょうか。
新しくなったハローワークインターネットサービス。
求人者マイページの追加機能・変更点についてはこちらをご確認ください。
「求人者マイページ」の機能が変わります
