給与計算

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●社会保険料を抑える方法

毎年4・5・6月に支払った社会保険料の額により
9月から1年間の社会保険料が決まるため、
この時期、勤務時間数が多くなり、残業代などが増えると、
その分、社会保険料が増える可能性があります。
この時期の勤務時間を他の時期と同等に抑えることは、
社会保険料を適法に抑える手段の1つです。
また、社会保険料を決める元になる、“標準報酬月額”は、
総支給額のいくら(下限)からいくら(上限)までを
標準報酬月額〇〇円とするという決め方をしていますので、
なるべく上限の額の手前に収まるよう給与(総支給額)を決めることが、
上手な標準報酬月額の設定方法になります。
この方法は、日給や時間給制など給与が毎月、変動する方への適用は難しいので、
あらかじめ月の就労時間を決めておくとよいでしょう。

●保険料を素早く計算する方法

毎年4月は保険料の計算の切り替え時なので、
間違えないように計算したいものですね。
平成26年度の雇用関係の保険料は、介護保険料以外据え置きのため、
介護保険料以外は、料率を変更する必要がありません。
さて、保険料率は、通常パーセント(%)で表示されていますが、
計算をするとき、給与を千円単位にすると、早くできます。
例えば、雇用保険料の計算は「総支給額×0.5%」ですが、給与を千円単位にし、
5をかけたほうが(0.5%=1000分の0.5であるため)計算が早くすみます。
(ただし、総支給額の端数が100円単位ぐらいまでであればわかりやすのですが、
1円単位であるとパーセントをかけたほうがわかりやすいかも…)
賞与で健康保険と厚生年金保険料を計算する場合、
千円未満切り捨で計算しますので、便利です。