「できる社員育成術」20140701

今回から人材の育成について、お話します。

◆ 素質×教材の質×教える人の熱心さ×時間
私の経営の師、ランチェスター経営の竹田陽一先生
は、教育効果は「社員の素質×教材の質×教える人
の熱心さ、または教え方×教育の時間」で定義づけら
れると仰っています。
このうち、とりわけ大事なのが教育の時間、または回
数で、次に大事なのが教える人(会社)の熱心さ、また
は教え方になります。

◆ 同業他社と“差別化”をはかる
教育の内容は、会社の「強いものづくり」や「1 位づく
り」に直結する内容とします。
社員の職務の充実をはかることも大事ですが、まず
は会社の業績向上が先決ですから、会社を強くした
り、1位にしたりするものに絞ります。
そして、同業他社があるテーマで1 年に1 回教育し
ていたら、社内では3~4回実行するようにします。
前述したように、教育効果のなかで、教育の時間や
回数が大きなウェイトを占めているため、時間や回数を
同業他社より増やすことが原則になります。

◆ 教育することの“真”の効果
私は、教育は社長さんに行っていただくことをお勧め
しています。もし、教え方が下手な社員に教育を任せ
ると、教えられる側のやる気を削ぐ可能性があるからで
す。社長さんであれば、最初はたどたどしくても熱意が
社内でいちばん高いため、社員さんにも伝わるはずで
す。それに、「教えることは学ぶこと」という言葉があるよ
うに、実は、このやり方でいちばん能力が向上するの
は、教える側の社長さん自身でもあるのです。