「ランチェスター法則に学ぶ組織論」20140901

前回から人材の育成について、お話ししています。

◆ 組織のウェイト付け
ランチェスター経営株式会社の竹田陽一先生の組織
戦略によると、組織の大事なウェイト付けをすると、次
のようになります。①仕事に対する人の配分…53%、
②配分後の役割分担…27%、③従業員の教育訓練…
13%、④賃金規程など処遇に関すること…7%
賃金規程など処遇が7%というのは、社労士からす
ると、少し驚きますが、経営の目的である「お客づくり」
の観点からみると、処遇を高めても人間、それほど大き
く変わらないことは頷けます。

◆ 最も経営力が高まる配分比率
竹田先生は、中小企業では、営業部門に75%を配
分し、経理などの間接部門に25%を配分すると経営力
が最も高くなると仰っています。
ただし、この配分は業歴により変わるため、業歴7 年
未満でお客の数が少ない会社は、営業部門に85%を
配分し、間接部門に15%を配分します。
これは、経営の目的を考えたとき、お客をつくり、つ
くったお客を維持し、増やすことであるため、そのため
には、間接部門の役割が必要になるからです。

◆ 人数規模で変わる社長の役割
次に大事なのは、役割分担で、まず従業員の人数規
模により変化する社長の役割を理解することです。
従業員10 人以下では、仕事時間の7~8割を戦術
に回すため、ともすると経営の勉強がおろそかになる
ため、休日等を勉強時間にあてるべきです。
また、教育訓練で、会社の経営理念、顧客観など重
要なことは社長が教えるようにします。
参照・引用:「ランチェスター経営であなたの会社が強くなる」(サンマーク出版・竹田陽一著)