賃金編①「固定残業代」20130601

賃金編①「固定残業代」

【就業規則の例】
(給 与)
第○条 従業員の給与は次のとおりとする。
   ① 基本給
   ② 固定残業代
   ③ ……

(固定残業代)
第○条 固定残業代には時間外割増賃金分を含むものとする。
2 固定残業代に含まれる時間外割増賃金の時間については、個別に通知するものとする。
3 時間外労働が前項の時間を超えた場合は、その時間に対する割増賃金を支払う。
(以下、略)

【解 説】
今回より賃金編をお送りします。
固定残業代は、あらかじめ時間外労働に対する賃金を固定的に支払うもので、
割増賃金不払いの防止、時間外労働の抑制、
仕事の効率化(早く終わったらその分だけもらえる)、
給与計算業務の効率化などを目的としています。
「固定」残業代とあるため、いくら残業をしても、
残業代は定額でよいと勘違している方もおられます。
固定残業代を超えた時間外労働分は、当然、その差額を支払わなければなりません。
逆に、固定残業代に満たない時間外労働のときは、
返還を求めることができるかというとそれはできません。
納得がいかない場合は、初めから固定で支払わず残業をした分だけ
支払うようにしたほうがよいでしょう。