原則編「就業規則は必要なのか?」20140401

原則編「就業規則は必要なのか?」

【 就業規則をつくる理由 】
(消極的理由)
・ (社員が常時10人以上になると)法律上、作成と届出が義務付けられているから
・ 助成金の申請に就業規則の添付が義務づけられているから
(積極的理由)
・ 自社の雇用条件をオープンにし、安心感を伝えることで雇用の維持につなげる、
  または、社員の能力を引き出せる
・ よい人材を採用するために就業規則を完備し、会社への信頼を高めることが必要である
・ 指揮命令、指導をするうえでの根拠(ルールブック)になる

【解 説】
これまで就業規則に記載すべき内容について、テーマごとに説明をしてきました。
今回は原点に戻って、「そもそも、なぜ就業規則をつくるのか?」について考えてみたいと思います。
その前に、逆に、「就業規則を作りたくない理由」として耳にするのが、
「書くことで、社員に権利を主張されるのでは?」ということ。
確かに文章にすると、文字として残るため、それを理由に権利を主張されるのではと、
疑念を持たれるお気持ちはわかります。
しかし、書かなければ、会社で守ってほしいルールを伝えることもできず、会社も考えを伝えることができません。
就業規則は、対立的に捉えると権利と義務が交錯するものになりますが、会社と社員、
お互いの発展のために、守るべき「誓い」として考えると、就業規則の意味合いが変わってくるように思います。