【年度更新とは】20180501

★年度更新とは
年度更新とは、年に1 回(6 月1 日~7 月10日の間)、
昨年度の労働保険(労災・雇用保険)の保険料を確定(精算)し、
本年度の保険料を概算で申告する作業をいいます。

★年度更新チェックリスト
□労働保険の対象者の範囲は正しいか?
・代表者(社長)、役員は労災・雇用保険ともに対象外(ただし、兼務役員等の例外あり)
・事業主と同居している親族は対象外(ただし、一般の労働者と同様の雇用管理をしている等の例外あり)
・出向労働者の労災保険は、出向元の賃金を含めて出向先で計算すること(雇用保険は主たる賃金のみ)
□賃金とするもの、しないものを区分しているか?
(賃金としないものは、保険料の算定に含めない)
・労働基準法に基づき支払う休業手当は賃金とする
・解雇予告手当金は賃金としない
□労災保険と雇用保険の対象者を区分しているか?
※本記事は「その47」を一部、加筆修正し再掲しました

【社労士せのサポのワンポイント!】
●高年齢者の雇用保険料の計算に注意
年度更新において注意するべき点として、
労災保険料と雇用保険料の計算のもととなる賃金総額が違うことがあげられます。
労災保険は、一部例外はありますが、
アルバイトを含め賃金を支払った者全員の賃金総額が対象となります。
たまにアルバイトは労災保険をかけなくてよいと勘違いしている方がおられますが
お気をつけください。
雇用保険は、雇用保険に加入している被保険者の賃金総額を対象とします。
したがって、雇用保険に加入していない方の賃金は計算しなくても構いません。
また、雇用保険に関しては、毎年4 月1 日時点で
満64 歳以上である高年齢者の保険料は免除されていますので、
最終的に高年齢者分を引いてから雇用保険料を計算することになります。
本年度は、昭和28 年4 月1 日までに生まれた人が高年齢免除の対象となります。