【103万円は本当にお得か?】20160901

●100万円と120万円でシュミレーション
前提:夫の年収500万円
(子どもは中学生以下が2人)
夫が支払っている税金32万円
(所得税10万7,500円、住民税21万2,500円)

試算:妻の収入でどのように変わるか
①妻年収100万円の場合→世帯収入100万円増
②妻年収120万円の場合→世帯収入114万3千円増(税負担5万7千円増)
(出所:All About)

【ワンポイント解説】
よくパートの収入は税法上の扶養範囲内(103万円)にしたほうが
「お得である」と思われがちですが、
税金を支払いたくない、配偶者の会社から扶養手当が支給され、
その要件が103万円である等という事情があるなら別ですが、
所得税を支払っても、世帯の収入は間違いなく増えるため、
理由もなく103万円に固執することは「お得」ではありません。
ちなみに130~150万円付近は最も世帯収入が少なくなり、
160万円以上から世帯収入が増えます。
また、本年10月より社会保険の適用対象者が一部(大企業)の
パートにも拡大されます。
これにより税金を考慮することがなくなり、
パートであっても“103万円の壁”にとらわれず働く人が増えるでしょう。
大手トヨタ自動車では、配偶者手当を廃止し、
子ども手当を引き上げました。
バブル期以降、共働き世帯は急増しています。
今後も配偶者から子どもへと支給を変える企業が増えてくることでしょう。
また、配偶者控除の廃止等の議論もされています。
そうなると“103万円の壁”も崩壊するかもしれません。お