「教えるコツは教えすぎないこと」20150501

この時期、新入社員が入られて、教える機会が多いと思います。
今回は、前回に引き続き「教え方」についてお話しします。

◆ 徒弟制度に学ぶこと
職人の世界で親方から弟子が学ぶ徒弟制度というものがあります。
親方は弟子に細かく教えることはなく、
弟子は親方のやることを「見て盗む」というのが教え方になります。
徒弟制度は、厳しい修行をイメージしますが、
自分で考え工夫を重ねながら技術を身につけるため、
自分で考えることのできる「自立した人材」を育てることができるのが特徴でしょう。

◆ 知識を実践に活かす
最近は、スマホ片手に、インターネットですぐに検索することができるようになりました。
そのせいか、考えること(習慣)が少なくなってきたように思います。
知識はすぐに得ることができても、
知識を実践に活かすことが仕事ではとても大切であると思います。
徒弟制度は、教えすぎずに考えさせる教え方において参考になります。

◆ 認知的徒弟制度
この徒弟制度を意識して教えることができるようにしたのが「認知的徒弟制度」です。
教え方のポイントをご紹介すると、4つの順に実施します。
① モデリング…弟子は親方の作業を見て学ぶ
② コーチング…弟子のレベルにあわせ教える
③ スキャフォルデイング…できることは弟子に任せる
④ フェーディング…親方は少しずつ手を引いていく