「年間休日140 日の会社の真の意味とは」20150601

◆ 年間休日140 日の会社
「年間140 日の休日がある会社」と聞くと、ピンと来られる方も多いかと思いますが、
岐阜県の電気設備資材メーカー未来工業の創業者の一人、
山田昭男さんは、“型破り”な経営で有名でした。(昨年、逝去)
型破り経営の裏側には、徹底的な他社との差別化がありました。
中小企業だからできない、我々の業界は特殊だからという「マイナス思考」は一切ありません。
他社がしていないことをしてやろう、という前向きさの一つの形が、
年間休日数の多さなのでしょう。

◆ 社長の仕事は戦略を考えること
山田さんの言葉をお借りすると、未来工業の差別化は
「工夫をする」という考え方で表現されます。
他社がしていない「工夫をする」ことで、お客様から喜ばれる、
それが発展につながったそうです。
その工夫は、山田さんがしたかというと、
そうではなく山田さんは方針を考えることだけに専念していました。
山田さんは、きっぱり言います。
「社長は現場の仕事をするな、社長は戦略を考えるのが仕事」と。
社長が戦略(方針、やり方)を考え、社員が戦術(工夫、実行)を行う。
型破りと言われながら、理に適った経営をされていることが、ここでもよくわかります。

◆ 年間休日140 日の“真”の意味
社長の仕事が戦略であれば、社員の仕事は戦術になりますが、
いくら社長が素晴らしい戦略を考えても、
それが実現できなければ意味がありません。
年間休日140 日をはじめ、戦術を担う社員が気持ちよく働けるようにすることは結局、
社長の考えを現実化することに通じると思います。