原則編「“思い”を伝え10年使える規則を作る」20150501

原則編「“思い”を伝え10年使える規則を作る」

【10年使える就業規則の作り方】
●前文に会社の理念を掲載する
・自社が何のために存在するのかを表したものが会社理念。理念と行動指針、
就業のルールがつながるため何のために仕事をするかを伝えることができる
●ですます調で柔らかい言葉にする
・就業規則は労働条件の一部であるため、法律上の権利と義務を明確にしておく必要がある。
そのため、難しい言い回しをすることで威厳を演出しているが、
職場のルールブックとしての役割を果たすために「ですます」調でわかりやすくする
●条文に会社の“思い”を注釈する
・なぜ、この条文を記載したのか、できれば右側に注釈を入れる。
今までの会社の積み重ねを伝えることで、自らの役割を理解してもらう

【解 説】
ご存知のとおり、就業規則は法律で常時使用する労働者が10名以上の事業所に作成と届出が義務付けられています。
また、作成の際、法律で決められた内容を記載しなければなりません。
その後、職場全体の労働条件(時間、休日等)を変更するときや法改正があったときは、
その都度、修正し、社員に意見を求め再度、届出をしていきます。
このようなことから、どうしても作成や手続きのほうについ目が向きがちです。
しかし、会社が発展するには、社員の成長や協力が欠かせません。
就業規則は、例えば、経営者と社員とで読み合わせをしたり、確認をしたりすることで、
「職場のルールブック」としての役割を果たすこともできますので、作るときより、
作ったあとを大事にしていただければと思います。