採用面接


【求人情報特記事項を空欄にしない】
◎応募につながる求人情報特記事項書き方ポイント
□ ハローワーク求人票において、「求人情報特記事項」の欄は、
 求人票の真ん中、最下段に位置しているが、あまり使われていない。(もったいない)
□ 休日は100 日以上ある方が募集では有利と言われているが、休日出勤が多いと意味がない。
 そのため休日は少なくても、きっちり休める等、アピールするとよい。
□ 基本給に○円~○円と幅がある場合、その幅の理由を示すことで納得を得やすい。
□ 時間給の場合、求人票に総支給額を記入することで、月額のイメージを伝えることができ、
 生活設計が立てやすい。
□ シフト制の場合、ある程度、希望休日がとれることを示すことで、応募につながる。
□ 職場の様子、雰囲気を伝えるスペースとして使うことを検討する。

【社労士せのサポのワンポイント!】
新聞・テレビの報道によると、昨今の若者は仕事よりプライベートを優先する傾向にあるらしく、
なるべく残業はしたくないそうです。
そのためか求人票に「アットホームな職場です」と書いてあると、
「家族同然にこき使われる」と感じる若者もいます。(私も少し驚きましたが、本当です!)
中小企業の魅力の一つに、家族的経営がありますが、「お互い様の精神が根付いている」
「融通がきく職場」など、プラスの方向にとってもらえると嬉しいものです。
求人情報特記事項に書くときは、「月1回、懇親会を開催しています」
「年に1回、社内旅行に行っています」など、根拠や数字で職場の雰囲気を伝えるようにしましょう。

【不利な労働条件でも書き方を工夫することで伝わる】
◎応募につながる「労働条件等」の書き方のポイント
□ ハローワーク求人票において、「労働条件」の欄は、
 求人票の真ん中に位置し最もよく見られる
□ 給与は世間相場(とくに地域相場)を意識する。
 同様の職種を検索することで概要をつかむ
□ 基本給に○円~○円と幅をつける場合で、
 その幅が大きい場合は理由を示すことで納得が得られる。
□ 休日は100 日以上ある方が募集では有利と言われているが、
 休日出勤が多いと意味がない。
 そのため休日は少なくても、きっちり休める等、アピールするとよい。
□ シフト制の場合、シフトを組む考え方を示すとよい。
 希望休日がとれるように配慮することで、応募につながる。
□ 書ききれない場合は「求人情報特記事項」の欄を使う

【社労士せのサポのワンポイント!】
給与、休日はすぐに増やしたりすることが難しいため、
例えばシフト制であれば希望休がとれる、
休日出勤、残業はほとんどない等の
応募者が気になることをアピールすることが大切です。
休日が少なくても不利に感じることはありません。
しっかり休みがとれる職場を印象づけましょう。
また、前回の「仕事の内容欄」編でも書きましたが、
仕事内容等に2、3行ほどしか書いていない場合、
応募者にとっての判断材料が少なく、どうしても給与、
休日、勤務時間(残業時間)といった労働条件等を比較することになります。
労働条件等で比較されると大企業が有利ですので、
労働条件等以外の欄で、自社や仕事のやりがいを
しっかり伝えることも忘れないでください。

仕事内容の書き方で採用のミスマッチを防ぐ
◎応募につながる「仕事内容」の書き方
・ハローワーク求人票において、「仕事業内容」の欄は、
 求人票の左例の真ん中、「職種」欄の下に位置する。
・仕事内容は、書き出しが重要。書き出しでその仕事の
 概要(魅力)を伝えるようにする
・仕事内容では、その仕事のやりがい、面白み、仕事を
 通じて何が身につくのかを伝える
・仕事内容では、その仕事に向いている人のタイプ
(逆に向いてない人でも可)を書くことでミスマッチを防ぐ
・仕事の内容では、仕事におけるつらいところも隠さず伝えることで、
 採用のミスマッチを防ぐことができる
・仕事内容では、時系列で始業から終業までを伝えることで、
 イメージがわきやすくなる
・未経験でも応募可の仕事であれば、どのように仕事を
 教えてくれるのかを書くことで不安を取り除ける

【社労士せのサポのワンポイント!】
「仕事内容」欄は、応募者に仕事のイメージを伝えるだけでなく、
“採用のマッチング”という点でも大切な役割を果たしています。
すなわち「この会社の求人に応募するべきか」「仕事内容」欄を読み、
応募者自身で、ある程度判断してもらうことで、
採用のミスマッチを未然に防ぐことにつながるからです。
「仕事内容」欄に、2、3行ほどの仕事内容しか書かれていない求人をよく見かけますが、
それでは応募者は判断できず、次に何をじっくり検討し始めるかというと、
給与、休日、勤務時間(残業時間)といった待遇面になります。
待遇面で比較されると大企業が有利ですので、仕事の面白さ、
やりがいを伝えることで勝負しましょう。

先日、面接時の対応についてのお話しを聞いて同感したことがあります。

面接時間の平均は約30分ぐらいと言われていますが、その短い時間で面接官と
応募者が話す内容の90%は、応募者に対する質問です。

採用する側からすれば、応募者のことをよく知っておきたいと思うのは当然のことです。
反対に、それと同じように、応募者もあなたの会社のことを知りたいと思っています。

昨今の転職理由の多くが「今までよりよい条件で勤務したい」「経験を活かしたい」。
それを考えれば、希望が叶う会社かどうか確認したいのもうなずけますよね。

しっかり会社のことを知ってもらう努力をしましょう。
また、求人票で「事業内容」や「会社の特長」を書き込むことは、離職防止にも
つながります。

◎応募につながる「事業内容・会社の特長」の書き方
・「事業内容」と「会社の特長」の欄は、求人票の右上にある「4会社の情報」欄のうちの1つ

・求人する側にとっては軽視しがちであるが、応募者は意外と確認している

・「事業内容」では、商品、サービス、顧客層、店舗数、最近の業績、事業展開の状況など、
 応募者が読んでイメージできるようわかりやすく書く

・「会社の特長」では、応募者が他社との違いをイメージできるように書く

・例えば、会社の経営方針、社風、地域貢献、独自の福利厚生制度、お客様の声など

・アピールポイントの根拠や事例、数字的な裏付けを記載するとなおよい(書ききれない場合は「備考欄」へ)

ハローワークの求人票を書くときに、まず確認していただきたいこととして、
求人票の内容と実際の勤務(仕事内容、時間、休日)、給与に相違がないか確認するということです。

近年、求人票の内容と実際の条件が違うという苦情がハローワークに寄せられているため、
ハローワークでもチェックが細かくなっています。

採用後の労働条件の相違は、退職理由の上位にあげられているため、離職につながる可能性が大です。
会社の中で新しい職種(仕事内容)として出す場合は、変更する可能性があることを付け加えておく
ほうがよいでしょう。

◎応募につながる「職種欄」の書き方
・職種の欄は、求人票の中でいちばん目立つため、いちばん力を入れるところでもある
・ただし文字数に制限があるので注意(最大28文字)
・仕事内容がイメージしやすくなるように書く
・介護系は、介護職(○○町)と所在地を書くのもよい
・営業系は、営業職(○○市内の既存客をルート訪問)と新規開拓がなければ、そのように書くことで
応募が増える可能性がある
・女性の採用を増やしたい場合は、○○職(残業、休日出勤なし)と書くことで、子育て世代の応募に
つながる可能性がある
・【 】★◎など記号をつかって目を引くようにする
・急いでいるときは【急募】などと書いて強調する

採用計画をつくっていますか?
◎成功する採用計画3つのポイント
◆組織図を作る
 部署・部課単位ではなく、仕事・業務単位の組織図を作る。
 部署・役職にとらわれない
◆未来組織図を作る
 将来どのような組織にしたいか思い描き、
 5 年後の組織図を作る。
 社員を管理職にしたい、パートを社員にしたい等
◆必要な人材像を具体的に考える
 「未来組織図」と「今の組織図」を見比べて、
 不足している人材、必要な人材を具体的に考える。

●社労士せのサポのワンポイント!
求人募集をする前に、採用計画をつくりましょう。
採用計画をつくることで、どのような人材が必要か、
あるいは不足しているかが明確になります。
しかも、場当たり的な求人ではなく、会社の経営とリンクした求人ができます。
まず手始めとして、「組織図」を書きます。
組織図は、仕事や業務単位で作成します。
次に「未来組織図」を書きます。
「未来組織図」では、現在の人材で3~5 年後の組織を思い描き、書き出します。
経営計画とリンクしてきますので、将来の会社の姿を同時に考えて作成しましょう。

ギャップを起こさない求人募集を心掛ける
◆労働条件(仕事内容、給与、時間・休日等)
 応募時にその人が重視していた労働条件が実現できなければ早期退職につながります

◆外部メッセージと社内実情のずれ
 「昇給制度あり」等と情報発信をしていながら、
 実際は当分昇給していないなど事実と違っていませんか?

◆社長と社員の意識のずれ
 「風通しがよい」「チームワーク抜群」といいながら、
 社長さんだけの思いになっていませんか?
参照引用:「採用の教科書」(ビジネス・ベストセラー出版)稲田行徳・著

●社労士せのサポのワンポイント!
入社後間もない退職や内定辞退が多い理由に「ギャップ」があります。
「ギャップ」とは、思っていたイメージと違うというもの。
「ギャップ」の内容には、面接時に説明した労働条件が違う、
思っていた仕事をさせてもらえないという明確なものから、
社内の雰囲気や人間関係が悪いなど、
入社後にしかわからないことまで含まれます。
これを防ぐためには、今いるスタッフに求人募集の内容を見てもらうことです。
様々な意見や感想を情報として吸い上げ、
求人活動にフィードバックしていきましょう。

失敗しない求人広告3つのポイント

◎失敗しない求人広告3つのポイント
◆自社の採用したい人物像
どのような人を採用したいのか明確にする。
経験、資格、年代など具体的に考える

◆求職者に働くことでどのような状態になるかを伝える
自社で働くことで何を得ることができるのか、高額給与か、
手に職がつくのか、ワークライフバランスか、などを考える

◆どこで求人を告知するか
告知する媒体、場所によって、見せ方を変える。
店内、ハローワーク、集合広告、自社HP

● 社労士せのサポのワンポイント!
求人広告を作るときのポイントは、まず、どのような人材を求めているか、
社長さんの頭の中にあるイメージを具体的に言葉にすることです。
マーケティングと同じで、採用したい人材を明確にすればするほど、
求人を行う媒体や文章の内容が具体的になってくるからです。
ところが、この作業、意外と難しいものです。
「明るい人」といっても、明るい人の捉え方は千差万別。
ここで大事なのは、社長さんが考える明るい人はどんな人か、
「行動」に置き換えてみることです。
例えば、挨拶が先にできる人など、具体的になってくればしめたもの。
「行動」を基準に置くと、採用そのものにおいても失敗が少なくなります。

● 社労士せのサポのワンポイント!
ある企業で学生に会社探しの方法を尋ねたところ、
ベスト3にインターネットが入っていました。
現在はインターネットで求人を探すことは必須であり、
自社媒体の1つとして、ホームページは重要な手段になります。
そこで、自社のホームページに求人情報を掲載する前に、
自社のホームページを求職者の視点でチェックしてみましょう。
かりに自社にとってデメリットな内容であっても、それを誤魔化さず、
どのように受け止め、将来に向けて努力していくのかを伝えてくれる会社は、
誠実な会社と見てくれるはずです。

「情報提供ルートはたくさん使う」

● 社労士せのサポのワンポイント!
ますます人手不足感が高まってきました。
人材の採用がうまくいっている会社は、
情報提供ルートをたくさん使っています。
一般的に、募集しても応募がないという会社は、
情報提供ルートの1つ、または少数しか使っていない
ということが原因にあげられるでしょう。
応募者にいかに見つけてもらうかは、
採用活動の最初のハードルになります。
あまりお金がかけられない場合は、
フェイスブック、ブログなどのSNSを使って情報発信をしっかり行い、
応募者と仲良くなることも1つの方法です。
お金をかけるか、手間をかけるか、
中小企業は手間をかけることから始めたほうがよさそうです。

前回、私、社労士が求人について一般の企業を見て
感じることに、「応募する側(求職者)の目線をもつ」
ことをあげました。

「求人票にはきちんと書いているよ」

「ホームページやブログにも公開しているよ」

と仰る方もおられると思います。

そこで、求職者目線を考える前に、自社のお客様に対し、
どのような態度をとっているかを考えてみてください。

お客様は会社が存続していくうえでなくなはならない
存在です。

そのお客様に対して、誠実な企業であれば、そのような
対応をしているはずです。

ところで、求職者に対しても、同様のことをしていますか?

「求人票にはきちんと書いているよ」
「ホームページやブログにも公開しているよ」
と仰る企業の多くは、自社が伝えたいことしか伝えていない
ように思います。

「求職者が知りたいことは何か」という考えが必要です。

そのためには、自社が採用したい人物像を描くことから
始めなければならないでしょう。

競合他社はどのような求人を出しているのか、情報収集も
しなければいけません。

「求職者目線」をもつことで、やるべきことが具体的に
なってくるの実感できるはずです。

ぜひ、皆さんも「求職者目線」を忘れないでください。

現在、全国的に人材不足の様子になってきました。
東京では外国人の雇用を本気で検討しているようです。

とくに地方では、人材が充足している企業と、
不足している企業が二極化しているように思います。

そこで、真面目に経営努力をしているのに、人材不足に陥って
いる企業のお力になりたいため、
私、社労士が求人について、一般の企業を見て感じることを
述べたいと思います。
少しでも参考になれば、幸いです。

(1)応募する側(求職者)の目線

「募集する側(求人者)求職者の目線」で考えることが、
欠けているように思います。

例えば、

・どんな職場なのか

・どんな人が教えてくれるのか

・私の諸事情を理解してくれそうか
 (子供が病気になったとき、現在親の介護をしている等)

これらは、仕事を続けるうえで大切な要素になります。

ではどうやって伝えるかですが、

最近はハローワークの求人票に写真付きで閲覧ができる
ようになっています。(インターネットでは見れません)

そこで、

・職場の雰囲気を写真で伝える

また、自社のホームページ、ブログ等がある場合は、

・上司の写真、スタッフ紹介のページをつくる

などが考えられます。

他にも発信する方法はたくさんあります。

・ニュースレター
・フェイスブックページ
・事業所の入り口に求人募集の掲示(紙、看板)
・ポスティング

お金をあまりかけなくても、できることはたくさんありますので、
ぜひ、「脳みそ」に汗をかきながら考えてみてください。