「学びて時に之を習ふ」 20161006

古(いにしえ)の師弟のやりとりを綴った書物で、
日本人の感性に近い書物に「論語」があります。

ご存じ、世界三大聖人の一人、孔子とその弟子たちの会話を、
後世の弟子たちが編纂したものといわれています。

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その論語の中でもとくに広く知られている言葉が次の一節です。

「子曰く、学びて時に之を習ふ。

 亦(また)説(よろこ)ばしからずや。

 朋有り、遠方より来たる。

 亦楽しからずや。

 人知らずして慍(うら)みず、亦君子ならずや。」

です。

私なりに解釈してみると、

「先生が言った。学んだら、それを実行してみる。何度もあきらめずに
 やってみる。すると成果が表れる。成果が表れると嬉しいので、また
 学びたくなる。

 そのようなことを繰り返していると、いつしか同じような仲間が集まってくる。
 すると、お互い切磋琢磨しあうことで、また成果が出て、学ぶことがもっと
 楽しくなる。

 ただし、そこまでの境地にいたるためには、人があなたのしていることを、
 見向きもしない、場合によってはバカにするかもしれない。
 成果が表れるまでは、それほど長く厳しい道のりになるかもしれない。

 それでもその先に、あなたが考える理想の状態があると、自分を信じることが
 できれば、あなたはあなたな自身を善い方向へと導く人になっているでしょう」

と、なるのではと思います。

まだまだ浅学ですが、何度も反芻していくと、じわあっと見えてくるものがあります。
数年経ったら、また、違ったことを思うのかもしれません。

繰り返し学ぶことは、忘れないよう覚えるためではなく、
新しい発見をすること、つまり習うことで上達するということを忘れてはいけませんね。